对酒当歌 人生几何 譬如朝露 去日苦多

ピンイン:
  对酒当歌(duì jiǔ dāng gē) 
  人生几何(rénshēng jǐhé) 
  譬如朝露(pìrú zhāolù)
  去日苦多(qù rì kǔ duō )

和訳*:

酒を前にして歌う、このような機会が人生に何度あろうか。人生は朝露のように儚く、過ぎ去りし日は苦難の連続であった。


意味(筆者の想像を含みます):

赤壁の戦いを前にして曹操が詠んだ詩の冒頭部分。

破竹の勢いで勢力を拡大していた曹操だが、そのために多くの犠牲を払い、多くの家臣を失ってきた。劉備・孫権との決戦を前に開いた宴で、過ぎ去った過去や、これからも続くであろう戦いに思いを馳せて詠んだと考えられる。戦いに生きた曹操が、ほんの僅かに見せた感傷的な感情ではなかろうか。

ドラマ『新三国』、映画『赤壁(レッドクリフ)』でも、曹操が赤壁の戦い直前の宴でこの詩を詠む。

曹操は赤壁の戦いを前に歌を詠む曹操。

(映画『赤壁(レッドクリフ)』より)


*和訳にはこれとは異なる解釈もあります。

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